水面下で開発が進むセラミックス3Dプリンタ/材料の最新動向と部品造形技術・事例〈Zoomセミナー〉 〔3月26日開催〕

次世代に挑むセラミックス3Dプリンタ/材料の開発動向、部品造形技術・事例、短期製造〈Zoomセミナー〉〔2月7日開催〕

最近開催のZoomオンラインセミナーの一覧= 金属3Dプリンタ、セラミックス3Dプリンタ、ダイカスト/プラスチック金型、

3Dスキャナ、点群データ、リバースエンジニアリング・検査、トポロジー最適化、ジェネレーティブデザイン、3次元設計。

《 新たに上記のセラミックス3Dプリンタ等のセミナー(2024年)を開催。 開催内容は下線部分をクリックしてご覧ください 》


 

最先端無焼成固化技術を駆使し焼かないで作る焼成工程不要の斬新なセラミックス製造に挑む!!

製造コスト・時間大幅削減する無焼成セラミックス

概要・開発動向製造技術・プロセス及び今後展開

熱に弱い物質との複合化、難焼結性物質の固化等により、従来不可能だった革新的応用を実現

焼かずに粒子同士を化学反応させて結合し固めるため、焼成工程不要になり、その設備、焼成コストがゼロに!!

焼成に長時間と大量エネルギーを必要とする焼成工程をなくし、製造コスト・時間と二酸化炭素排出量を激減 !!

無焼成セラミックスの材料を用いて直接造形できる超低価格3Dプリンタの開発・実用化が進み、市場急拡大!!

 

 

 

■日時 9月13日(金)     ■会場 ビル会議室      ■受講料 1名につき 39,000円

       14:15〜16:45        (東京都渋谷区代々木1-32-11)      (消費税込み、テキスト代含む)   〔2019年開催〕

        

        

   講師

      名古屋工業大学  

      先進セラミックス研究センター

      教授

      博士(工学)

      合同会社 F-Plan 代表社員
 

      藤 正督

 


【経歴・活動】

1991年東京都立大学大学院工学研究科修士課程修了。同年東京都立大学工学部工業化学科助手。2002年名古屋工業大学セラミックス基盤工学研究センター助教授。2007年名古屋工業大学セラミックス基盤工学研究センター教授。2012年から先進セラミックス研究センター教授。2017年より国立大学法人名古屋工業大学無焼成セラミックス研究所所長に就任し現在に至る。
この間、2005年4月〜2009年3月 経済産業省産業クラスター計画東海ものづくりプロジェクト尾張・東濃ものづくり産学官ネットワーククラスターマネージャーを兼任、ものづくり産業の発展に寄与した。
専門は粉体工学、界面化学、材料科学である。近年ではナノサイズ中空粒子および無焼成セラミックスを精力的に研究し、基礎研究のみならずJSTプロジェクトなどの支援を受け多くの製品化を果たしている。これらの成果に対し2013年の文部科学大臣表彰 科学技術賞、2014年の日本セラミックス協会 学術賞、2018年6月無機マテリアル学会 学術賞などの受賞歴がある。
また、2016年には合同会社 F-Plan を設立し、無焼成セラミックス技術の産業普及にも注力している。

 

【講師の言葉】

近年の地球環境保全に対する社会的気運が高まっている。特にCO2の排出に関する問題は製造業の死活問題となりつつある。セラミックス製造においても革新的低環境負荷技術の開発が急務となっている。
その一つの方法として、無焼成固化技術の研究を開始した。無焼成固化技術は、セラミックス原料粒子の表面をメカノケミカル表面活性化処理により化学反応が起こりやすい状態に処理し、水等の反応液と混合することで、粒子同士を化学反応させ結合し、固める技術である。すなわち、焼成工程が不要となる新しいセラミックス製造技術を開発した。
本技術は、焼成工程を必要とする従来の製造法と比べ大幅に省エネルギー化でき、重油を燃料にして焼成する場合と比べるとエネルギー消費量を約10分の1以下に低減できる。さらに二酸化炭素排出量も大幅に削減できる。よって、これまでのセラミックスの代替材料としての期待値も高い。無機原料を無焼成固化技術で固化したものを「無焼成セラミックス」という命名したことから、従来品の代替イメージが先行する。
しかしながら、本法の真価は、従来セラミックスの代替えでは無いと考えている。これまで出来なかったことを実現することで、新たな価値を見出すことができ、新しい市場が広がる様な何かを見つけるべきである。例えば、熱に弱い物質等との複合化、難焼結性物質の固化、熱に弱い物質の固化、電子回路とのハイブリッドなど素材としても大きな可能性を感じている。また、無焼成セラミックス3Dプリンターなどへの応用可能である。
本講では原料や無焼成セラミックスに実際に触れて頂きながら、既成概念に囚われずイメージを膨らまして頂き、我々の良きパートナーとなって頂けることを念願する。

           

                 

  1.研究概要紹介

  2.無焼成固化技術を理解するための基礎知識

     1.固体表面

     2.粒子間相互作用

  3.無焼成セラミックスの概要

     1.先ずは固化のポイントを押さえよう

     2.無焼成セラミックスを見てみよう! 触ってみよう!

     3.目の前で固めて見せましょう!

  4.無焼成セラ誕生の背景

     1.社会的背景

     2.科学的背景
     3.我々の考え(研究の位置づけ)

  5.お見せできる実例

     1.無焼成セラミックス作製の手順

     2.無焼成セラミックスのミクロ構造は?

     3.無焼成セラミックスの強度は? 250MPa オーバーも!

  6.無焼成セラミックスの可能性

     1.コンポジットの可能性 その1 有機物

     2.コンポジットの可能性 その2 その他

     3.無焼成セラミックス3Dプリンターの現状   
  7.無焼成セラミックスの今後の展開

  8.まとめ 

                                    〈質疑応答〉

                                                


【主催】日本技術情報センター TEL 03-5790-9775  ホームページ http://www.j-tic.co.jp  〔2019年開催〕

吉田 賢が始めた翁のブロ http://takashi-jtic.at.webry.info/

〔金属・セラミックス3Dプリンタ、金型、純銅部品、銅合金、アルミ部品、点群データ、ジェネレーティブデザイン等を掲載

 


  

 【今後開催(2023年)の注目セミナー】

 ※最近話題の最先端セミナーを下記の通り開催致します。

金属3Dプリンタ/アルミ合金粉末を駆使したアルミニウム部品の造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(8/23)
ジェネレーティブデザインによる究極の超軽量・コスト削減技術とユーザ導入例〔Zoomセミナー〕(8/25)
期待される大型部品対応金属3Dプリンタの開発動向と造形技術・事例、今後〔Zoomセミナー〕(8/29)
BLK360・iPhone LiDARによる点群取得超入門講座〔取得方法、使い分け等〕〔Zoomセミナー〕(8/30)
サポート材不要・量産対応金属3Dプリンタ開発と部品造形技術、製造・実用化例〔Zoomセミナー〕(8/31)
研究・技術開発進むセラミックス3Dプリンタ/材料の最新動向と造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(9/5)
トポロジー最適化/ジェネレーティブデザインで超軽量化、コスト削減<体験付>〔Zoomセミナー〕(9/6)
製造現場・設備・プラント等に向けた3Dスキャナによる点群取得と処理技術、活用例〔Zoomセミナー〕(9/13)
金属3Dプリンタを駆使したダイカスト金型の短期・高品質製作技術と造形事例〔Zoomセミナー〕(9/21)
3D造形用銅合金・純銅材料の開発と金属3Dプリンタによる部品造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(9/26)
3D CADで本当に効果を出すための3次元設計技術 と自動設計、モジュール化〔Zoomセミナー〕(9/27)
先進ユーザにみる金属3Dプリンタによるプラスチック金型の短期・高品質製作例〔Zoomセミナー〕(9/27)
開発競争が激化するセラミックス3Dプリンタ/材料の最新動向と造形技術・事例〔Zoomセミナー〕(10/30)

       

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企画・セミナー統括責任者:吉田 賢 <ご質問、お気づきの点がございましたら、お気軽にお問い合わせください>